
踏切通行者の安全を守る
上下の始発列車が走る時、夜間の工事の影響で万が一踏切が鳴動しなかった時のために踏切を横断しようとする方々の安全を守る仕事です。



ロープ遮断の様子
線路の上下の先にそれぞれ配置されている接近連絡員からの列車接近の通告を受け、まだ鳴動していない、または鳴動しないかもしれない踏切をロープで遮断し、その列車が踏切を通過するまで誰も通行できないようにします。




踏切監視員の相棒として共に踏切通行者の安全をまもる
踏切監視員の指示を受け、踏切の反対側を同じようにロープ遮断し通行者の安全を守ります。

1番大事なのは踏切監視員の指示に従うこと。
踏切監視員のみが正確な列車接近の状況を知ることができるので、踏切を【ロープ遮断する】ことや【遮断を解除】することの判断はすべて踏切監視員のみが行うことができます。
補助である自身の勝手な判断で【遮断を解除】することは大変危険な事故の元になります。




列車接近を踏切監視員へ連絡

対象の踏切から、それぞれ上下の先に一定距離以上離れて配置し、列車の接近を防護要員と踏切監視員に伝える仕事です。
何か異常があれば列車を止めるとこもありますが、踏切監視業務の時の通告は踏切との間に防護要員が居るので、踏切が遮断できていないとか通話が遮断されて状況がわからない時は列車防護の所で列車を止めることになります。



異常を察知し列車を止める
踏切への門番であり最後の砦
対象の踏切と先方の間に配置し、特殊信号発光器を常に光らせ赤信号の代わりをします。


先方からの列車接近の通告があっても、全ての踏切のロープ遮断完了の確認が出来ない限り列車を踏切まで行かせず通行者の安全を確保。
遮断確認が出来次第、 特殊信号発光器のスイッチを切り、列車を通過させます。





線路内の作業現場へ帯同し
現地全員の安 全を守る
見張り業務の時も踏切監視の時も活躍する線路内の工事現場で作業員の安全を守ります。

先方から列車接近の通告を受け、指揮者(現場全体も含め)に伝え作業を止め待避させます。




列車の接近を現地見張員に連絡
踏切監視業務の時の接近連絡員とほぼ同じで、列車の接近を現地見張員に伝える仕事です。ただこちらには防護要員が付かないことが多く万が一の時には列車を止める心構えが必要。

列車防護の様子
列車の接近を2回もしても応答が無かった時と通信機器の通話が切断された時に列車の接近を認め た時にはその列車を止めます(列車防護)



通行者の安全を守る
JRでは交通整理員と呼びますが交通整理を行えるのは
法律上警察官だけなので正確には【交通誘導員】となります。
一般的にいう警備員です。
JRでの仕事では一般の交通誘導もありますが
踏切監視員のサポートとして補助と共に立つことが
多いです。
